「巻き爪」と「寝たきり」一見すると無関係に思えるかもしれません。
しかしこの2つは切っても切れない関係があります。
なぜなら巻き爪の原因の1つが「寝たきり」だからです。
足の爪は何もしない状況が続くと
自然と巻いていく性質があります。
つまり寝たきり状態が続くことで
爪が自然と巻いていってしまうのです。
私たちは歩くことで足の指が地面に押され
爪のその圧力によって真っ直ぐな形に伸びていきます。
寝たきりの方に巻き爪が多いのは
爪にこのような性質があるからなんです。
このように巻き爪と寝たきりは実は切っても切れない関係があります。
それだけではありません。
逆に巻き爪が原因で寝たきりに繋がる可能性もあるのです…!
まずは皆さま「サルコペニア」という言葉をご存じですか?
サルコペニアは筋肉量が減少してしまう状態のことです。
人間は加齢によって筋肉量が減少していきます。
若いころは運動しなくても筋肉があったとしても
高齢者で運動をしていなかったら筋肉量は急激に減少していきます。
この高齢者の筋肉量が減少してサルコペニアになってしまうことが
寝たきりの原因になってしまうのです。
筋肉量が減少してしまうと転倒リスクが上がります。
何もないところでも転びやすくなってしまうのです。
そして高齢者になるにつれ、
骨折も起こりやすくなります。
転倒がきっかけで骨折する高齢者の方は少なくありません。
そして骨折して寝たきり生活を過ごし、
いざ骨折が治って歩こうと思っても
寝たきり生活を過ごしていた間に筋肉量がさらに激減してしまい
立って歩くことも難しくなってしまうのです。
そしてそのまま寝たきり生活に…
という状態になってしまうこともあるのです。
さてこのサルコペニアを引き起こすきっかけの1つは巻き爪です。
高齢者になりちょっと歩くだけでも疲れてしまう方が
巻き爪になって靴を履くだけでも痛みが出てしまうと
どうなるでしょうか?
外出頻度が激減する方が多いのではないでしょうか。
運動をしないだけでなく歩くことさえ減ってしまうと
さらに筋肉量は減少していきます。
そして先ほどお話したように筋肉量が減少して
転倒、骨折という流れになってしまう可能性があるのです…
たかが巻き爪ではなく、
寝たきり生活の最初のきっかけになってしまう可能性があるんです!
もしいつまでも元気に歩き続けたい!!と思っていらっしゃいましたら、
まずは今日から運動をはじめて、
筋肉量減少を予防しましょう!!
40代でも何も運動をせず、
デスクワークが続くとどんどん筋肉量が減少します。
年齢にとらわれず運動をしましょう♪
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