「親指の付け根が出っ張ってきたな…」
「気づいたら爪が食い込んで痛い」
そんなお悩みを抱えてご来院される方の中には、外反母趾と巻き爪を同時に抱えている方がとても多いです。
実はこの2つのトラブルには深い関係があるんです。
今回は、藤沢市エリアで多くの方に見られる「外反母趾が原因で巻き爪が起こる理由」について、湘南巻き爪矯正院 藤沢院が分かりやすくお伝えしていきます。
🦶外反母趾とは？まずは足の構造から
外反母趾（がいはんぼし）とは、足の親指の付け根が内側に出っ張り、指先が人差し指の方向に曲がってしまう状態のことをいいます。
本来、足の指は地面をしっかり踏みしめて体を支える役割を持っています。
しかし、外反母趾になると親指の角度が変わり、足のバランスが崩れてしまうのです。
すると、歩くときに足の指をうまく使えなくなり、足裏の一部や爪の一部に偏った力がかかるようになります。
⚖️外反母趾が巻き爪を引き起こすメカニズム
巻き爪とは、爪の両端が内側に巻き込むように変形していく状態です。
なぜ外反母趾があると巻き爪が起きやすくなるのでしょうか？
理由は大きく分けて3つあります👇
【1】親指の圧力バランスが崩れる
外反母趾の方は、足の親指が内側（人差し指側）に傾いてしまいます。
その結果、親指の爪の外側に体重がかかりにくくなり、爪の両端への圧力がアンバランスになります。
爪はもともと「地面からの圧力で平らな形を保つ」仕組みになっています。
しかし、力のかかり方が偏ると、爪が自然と内側に巻いてしまうのです。
【2】足の指を使わない歩き方になる
外反母趾があると、指をしっかり地面に押しつけて歩くのが難しくなります。
代わりに、足の外側やかかとに重心をかける“すり足”歩行になりがちです。
この歩き方だと、指先に刺激が伝わらず、爪が正しい方向へ成長しにくくなります。
結果として、爪が内側へ巻き込み、巻き爪のリスクが高まります。
【3】靴の圧迫による影響
外反母趾の原因の1つは足に合わない靴です。
きつい靴、つま先が細い靴による靴の圧迫。
それだけでなく大きすぎる靴や幅が広い靴も足が靴の中ですべって正しい歩行ができず外反母趾の原因になります。
このような靴は外反母趾を引き起こすだけでなく巻き爪の原因にもなります。
つまり足に合わない靴は巻き爪と外反母趾の両方の原因になりかねないです。
👟巻き爪を悪化させないためにできること
外反母趾がある方が巻き爪を防ぐためには、足への負担を減らし、爪が自然な形で伸びる環境を整えることが大切です。
ここでは、今日からできる3つのケアポイントを紹介します。
① 靴の見直し
・つま先部分に1cmほど余裕があり、自分に足に合った幅の靴を選ぶ
・ヒールや先細の靴は長時間履かない
・インソールで足のアーチをサポートする
靴の中で足が前に滑らないようにすることで、爪や指への圧迫が減ります。
② 正しい歩き方を意識する
歩くときは「かかとから着地し、足の親指で地面を蹴り出す」動作を意識しましょう。
足の指をしっかり使うことで、足裏のアーチ崩れを予防して足裏全体の筋肉や血流が活発になり、爪の健康維持にもつながります。
かかとの上げ下げ運動や、足の指でタオルをつかむ「タオルギャザー運動」もおすすめです。
③ 爪のケアを定期的に
深爪や爪の切りすぎも巻き爪の原因になります。
爪の先端が指先と同じくらいの長さになるように整え、角を丸く削りすぎないよう注意しましょう。
また、乾燥によって爪が硬くなると割れやすくなるため、保湿オイルで爪周りをケアするのも効果的です。
🌿藤沢市で外反母趾と巻き爪のケアを考えるなら
湘南巻き爪矯正院 藤沢院では、手術を行わず、専用の矯正プレートを使用して爪の形を整える「切らない・痛くない巻き爪ケア」を行っています。
外反母趾や歩き方による爪のトラブルにも多く対応しており、
足のバランスを考えたトータルケアを提案しています。
矯正靴下やインソールも取り扱っていますので、外反母趾と巻き爪の両方にお悩みの方はお気軽にご相談ください。
また、再発を防ぐための「靴の選び方」や「正しい歩き方」なども一緒にアドバイスしています。
🕊️まとめ
外反母趾があると、足の指や爪にかかる力が変わり、巻き爪を引き起こしやすくなります。
靴選びや歩き方を見直しながら、爪に負担をかけない生活を心がけることが大切です。
藤沢市で巻き爪や外反母趾にお悩みの方は、ぜひ湘南巻き爪矯正院 藤沢院へご相談ください。
一人ひとりの足の状態に合わせた、自然なケアを一緒に行っていきましょう。
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