「足がかゆくないから水虫じゃない」と思っていませんか?
実は、それだけでは安心できません。
白癬菌(はくせんきん)と呼ばれるカビの一種は、かゆみを伴わなくても足や爪に存在していることがあります。
特に爪に感染してしまうと、見た目にも変化が起きやすく、爪が厚くなったり、もろくなったりすることがあります。
湘南巻き爪矯正院 逗子葉山院には、逗子市をはじめとする地域の皆さまから「足の爪が分厚くなってきた」「爪の色が変わってきた」などのご相談を多くいただいております。
(当院は医療機関ではないため白癬菌による感染の治療はおこなっていません。その場合は病院の受診をおすすめしています)
今回は、かゆみがなくても油断できない白癬菌と、それによって起こる肥厚爪についてお話しします。
◆ 白癬菌とは?
白癬菌は皮膚や爪などに感染する真菌(カビ)の一種です。
高温多湿を好むため、日本のような気候では特に繁殖しやすいと言われています。
足の裏や指の間、そして爪の中などに潜み、気づかないうちに広がっていくことがあります。
◆ 爪に白癬菌が入るとどうなる?
白癬菌が足の指に感染すると皆さまご存じのとおり「水虫」です。
水虫は足がかゆくなるイメージが強いかと思いますが、じつはかゆみが出ないことも多いため、すぐに病院へ行かず放置して感染が広がってしまうケースもあります。
この白癬菌が指ではなく爪に侵入すると、「爪白癬」と呼ばれる状態になります。
この状態になると、以下のような変化が見られやすくなります。
- 爪の変色(爪が白っぽく濁る、爪が黄色っぽく濁る等)
- 爪が分厚くなる(肥厚爪)
- 爪がもろくなり、欠けやすくなる
- 爪の形が変形する
- 爪の先端がボロボロと崩れる
こういった変化は少しずつ進行していくため、最初はあまり気にならない方も多いのですが、気づいたときには靴を履くのがつらくなるほど厚くなっていたというケースも見られます。
◆ かゆみがないから気づきにくい
水虫=かゆみというイメージが強いため、かゆみがなければ水虫ではないと思い込んでしまいがちです。
しかし、白癬菌はかゆみを出さずに爪にのみ感染することも珍しくありません。
たとえば、お風呂やジムのシャワーなど共用スペースを裸足で利用していると、目に見えないうちに白癬菌が足や爪に付着していることがあります。
かゆみがなくても爪に変化を感じた場合には注意が必要です。
◆ 肥厚爪になるとどんな問題が起きる?
爪が厚くなると、まず第一に靴がきつく感じるようになります。
また、歩行のバランスも取りにくくなるため、体全体の動きにまで影響を与えることも。
特にご高齢の方では、厚くなった爪を切るのが難しくなり、そのまま放置してさらに爪が変形してしまうことがあります。
◆ 爪のトラブルが増えている背景
近年の健康ブームでジムやプールなどを利用される方も多く足を出す機会が多いと、白癬菌にさらされるリスクも高まります。
また、湿度の高い環境も菌が好むため、梅雨や夏場は特に注意が必要です。
さらに、見た目を気にしてネイルをされる方も多いですが、ネイルによって爪の表面が覆われることで異変に気づきにくくなり、白癬菌の発見が遅れてしまうこともあります。
◆ 爪の変化に気づいたら
もし爪がいつもと違うと感じたら、早めに専門の施術院へご相談ください。
湘南巻き爪矯正院 逗子葉山院では、爪の状態を丁寧に確認し、必要に応じた施術をご提案しています。
当院の「変形爪修復」メニューでは、特殊な樹脂製の矯正プレートを使って爪の形や厚みに対してアプローチします。
爪の見た目が気になって外出をためらう方や、靴選びに困っている方にも多くご利用いただいております。
※当院は変形した爪や厚くなった爪の矯正をおこなっています。
白癬菌の治療に関しては病院での治療をおすすめしております。
◆ 爪の健康を守るためのセルフケア
- 足を毎日清潔に保つ
- 靴は通気性がよく、指先に1cmほどゆとりがあるものを選ぶ
- 爪は深爪に切りすぎず、形を丸く整えない
- 足をよく乾かし、とくに指の間を丁寧にふく
- 家族で共有のスリッパやバスマットには注意する
◆ まとめ
かゆみがないからといって油断していると、白癬菌による爪トラブルに気づかず、いつの間にか肥厚爪が進行していることもあります。
そのため、日頃から足元のチェックとケアを心がけることが大切です。
湘南巻き爪矯正院 逗子葉山院では、巻き爪や肥厚爪のお悩みに寄り添った対応を行っております。
気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
足元の快適な毎日をサポートいたします!
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